僕の好きなハヤカワノンフィクション文庫のおすすめ10選

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僕の好きなハヤカワノンフィクション文庫のおすすめ10選おすすめの本
僕の好きなハヤカワノンフィクション文庫のおすすめ10選
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僕はハヤカワ文庫が大好きでいつもお世話になっているのですが、その中にハヤカワノンフィクション文庫(以下、NF文庫)というシリーズがあります。ハヤカワ文庫はミステリやSFで有名な作品が多く出ているので、NF文庫の存在を意識したことのない人も多いかと思います。
NF文庫は、海外の様々なジャンル(ビジネス、科学、経済、歴史など)のなかから良作が文庫にまとまって出版されており、どの作品も長く読み継がれる本当に価値ある内容のものばかりで、僕は積極的に読むようにしています。
ノンフィクションゆえにジャンルも幅広く存在するので、今回はひとまず僕が個人的に選んだおすすめを10冊ご紹介します。興味を持ったらぜひ読んでみてください。

おすすめ10冊

※順番はランキングではありません。
※10選は個人的な感想を判断基準にしているのでご参考までにお願いします。

①ホーキング、宇宙を語る/スティーヴン・W. ホーキング

2019年に急逝されたホーキング博士が1988年に書いた作品。20年間で1,000万部以上の売り上げがある大ベストセラー。専門家ではない読者に向けて宇宙について説明を試みてくれており、ボリュームもそれ程分厚くないちゃんと読み切れる1冊です。もちろん文系出身でも大丈夫です。知的興奮を味わいましょう。

②マネーボール/マイケル・ルイス

ブラッド・ピット主演で映画化された作品の原作。メジャーリーグの弱小球団を統計データを駆使して組織改革を実行していきます。野球好きが読んでも楽しめますし、野球を知らなくてもビジネス書としても楽しめる1冊。
ビジネス書の最高峰とおすすめしている人も非常に多い印象です。ちなみに僕は映画版も大好き。AC/DCの『Money Talk』がハマってます。

③ファスト&スロー/ダニエル・カーネマン

行動経済学の祖であるダニエル・カーネマン氏の1冊。ノーベル経済学賞を受賞しています。従来の経済学は「人間が合理的な行動をする」ことを前提に物事が説明されてきましたが、人間の行動には複雑な心理が関わっているため決して説明通りに社会は動いていません。そんな経済学の常識を覆した記念碑的1冊。豊富な実験で楽しく行動経済学が学べます。

④予想どおりに不合理/ダン・アリエリー

こちらも行動経済学の1冊。僕はこの本で行動経済学の魅力を知りました。
経済学は「人間が合理的な行動をする」前提で説明がされてきましたが、行動経済学では「人間の不合理さは予想できる」という視点で研究が行われます。アリエリー教授がユーモア満載の語り口調で飽きることなく人間の不合理さを読者に解説してくれています。

⑤あなたの人生の科学/デイヴィッド・ブルックス

最新の脳科学や心理学の知見をもとに、人間がどの様な意思決定をして人生を歩むのか物語の構成で書かれた1冊。人づきあいの上手なハロルドと上昇志向の強いエリカを登場人物に、彼らの成長過程に合わせて最新の知見が語られていきます。
表紙のインパクトから手に取って読んでみたところ、大感動したうえに自分の人生について考えるきっかけにもなりました。著者は人気コラムニストで、文章も読みやすく飽きることなく読み切れるかと思います。超おすすめの1冊です。

⑥誰が音楽をタダにした?/スティーヴン ウィット

ここ数10年で激変した音楽業界ですが、その変化からmp3開発や違法ダウンロード、技術革新や産業の利益構造など、様々な背景を非常に詳しく知ることができる1冊。音楽をビジネスとして理解してみたい人は必読。

⑦マリス博士の奇想天外な人生/キャリー・マリス

コロナウイルス禍で誰もが認知するようになった「PCR検査」ですが、その検査を発明した人についてはあまり意識したことはないのでは。僕ももちろんそうでした。そんな「PCR検査」の発明でノーベル賞を受賞したのがこちらキャリー・マリス博士。
実はこの表紙のサーフボードを抱えたインパクトのあるおじさん、女好きを公言していてサーフィン狂という突飛な方だったようです。

⑧ヨーロッパ炎上 新・100年予測: 動乱の地政学/ジョージ フリードマン

大ベストセラー『100年予測』シリーズの第3冊目。イギリスのEU離脱後に出版された、将来のヨーロッパに焦点を当てた1冊です。ヨーロッパの歴史を学びつつ地政学をベースにして今後の世界の動向を見通します。全シリーズ読んでますが僕は今作が一番好きで知的興奮を覚えながら夢中で読みました。

⑨がん‐4000年の歴史‐/シッダールタ ムカジー

病の代表格とも言うべき「がん」についての本はそれこそ溢れるばかりに存在しますが、がんについて4000年の歴史から考察された本は他になさそうです。紀元前から現代まで丁寧にがんの歴史が語られています。これまでの長い歴史で多くの研究や社会運動、そして患者の犠牲と家族の悲しみがあって現代の医療はここまできていたのだ、と医療の歴史に感涙しました。

⑩これからの「正義」の話をしよう

今はテレビでも放映され有名になった、ハーバード大学マイケル・サンデル教授の超人気哲学講義“JUSTICE”。正解のない哲学的問いに議論を重ねる白熱教室。大ベストセラーの文庫版です。

最後に

僕の大好きなハヤカワノンフィクション文庫からおすすめを10冊紹介しました。他にも様々な種類で多くの作品が存在しますのでお気に入りを見つけてほしいです。僕ももっとたくさん読みたいと書きながら思いました。

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