2022年の読書戦略

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2022年の読書戦略
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2022年が終わろうとしています。厳しい外出制限によって街は静まり返っていましたが、その後感染者数が激減して少しずつ世の中がもとに戻り始めている印象です。
もちろんこの先もまだまだ予測不能ですが、当初と比べるとわかってきたことも増えたため、いくらか安心感を持ちながら先のことを考えられるようになってきたように思います。
思えばここ2年は様々な楽しみが奪われてしまい、習慣もがらっと変わったように思います。昔は希望を持ちながら楽しく来年の目標などを手帳に書き込んだりしていました。そんなことを考えていたこともあり、せっかくなら2022年の読書戦略を書いてみようと思い立ちました。実際に1年間過ごしてみると概ね戦略から逸れながら本を選んでいくことが多くなってしまうのですが、「それも込み」で戦略を練ることを楽しもうと思います。もし興味があったら参考にしてみてください。

1.経済を理解するための読書戦略

僕は決して専門家ではないのですが、経済学に関する読み物を読むのが非常に好きです。それは日々の役に立ってくれるからです。2021年も大いに役立ってくれたので来年ももちろんたくさん読んでいこうと思っています。

①現代貨幣理論について詳しく勉強してみる。

2021年の年末にようやく読んだ「目からウロコが落ちる奇跡の経済教室」の影響が強く、これを機に少しずつ入門から専門的なものまで学んでみたいと思いました。自分に全く足りなかったマクロな視点をMMTから学んでやろうと思っているところでこれからわくわくしています。

②積読している企業研究本をできるだけ消化する。

一つの企業について詳しく知ることがとても好きです。自分が働くことができるのは自分が属している会社だけなので、読書を通して様々な企業のことが知れるのは非常に価値ある読書体験だと思います。そのため興味のある企業本をちょくちょく買っていたんですが、なかなか読めずに積読状態になっています。SpotifyやGAFA関係の本、起業家の自伝なども多く積読されています…。せっかく買った価値ある本ですから時間を見つけてコツコツと読んでいこうと思います。

2.日々を生き抜くための読書戦略

日常というのは極めて淡々としており時には心が枯れそうになることが多くあります。まだまだ人とコミュニケーションを取ることに少し制限が残る昨今、やはり読書を通じて心を豊かに保ちたいと考えています。その様に生きるための具体的なヒントも得ていこうという戦略です。

①新書をできるだけ読んで時代についていく

2021年は背伸びをして分厚い本に挑戦したりしていました。そのため珍しく新書をほとんど読まずに過ごしていたことに気づきました。新書は手軽に最新の情報をキャッチアップできる有益なコンテンツだと思っています。いつも書店でラインナップはチェックしているのですが、やっぱり実際に読みたいですよね。ちなみに2021年は新書大賞にもなった「人新世の「資本論」」だけ読んでいたようです。

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②小説を読んで日常を豊かに生きる

外出制限で精神的に落ち込んだ時期には小説が大いに力になってくれました。これを機に小説の力をあらためて実感したこともあり、2022年も面白い小説を読んで日常を豊かに生きたいと思っています。

3.総括

上記2つを織り交ぜることで世の中全体を把握する拡い視点と、日々の仕事や淡々とした日常を前向きに捉える思考をとことん磨いていきたいと考えています。日々の仕事に前向きに取り組んでいても給料が上がらなかったとします。そういう時に人は自分を見つめ直して悲観的になりがちですが、それ故に実は世の中の景気が不調なことが背景にあることなどを見逃してしまいます。
逆に世の中のことを俯瞰的に見ている時は、冷静な視点こそありますが社会の現実を直視して希望を持ちにくくなったりします。自分の生涯年収を計算しながら少子高齢化社会の未来予測などを冷静に行う時などに陥ってしまうマインドです。
…僕はどちらの精神状況にもなりたくないんです。時間は有限で人生は1回なのでポジティブに過ごしていたいし、かといって騙されて無駄な努力を続けるのも嫌です。
この2つのわがままを叶えるために本を読むことが大いに力になってくれると信じています。さて、来年は実際にはどの様な読書をすることになるのか、自分自身とても楽しみに思っています。それではみなさん、よいお年をお過ごしください。

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