ビールは安く飲めるのか|酒税について知る

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ビールを毎日の晩酌にしている人は多いかと思います。私もビールと日本酒を日々楽しんでいます。ほぼ毎日飲む人にとっては支出をコントロールするうえでどのビールを選ぶのかは重要なポイントかと思います。

今回は酒税の観点からビールを安く飲めるのか検討してみます。

ビールだけ酒税が圧倒的に高い

実は日本において、日本酒やウイスキーに比べるとビールの酒税は圧倒的に高い傾向にあります。

なんとビールの酒税はウイスキー、清酒の4倍以上。国際的にも高水準で、後述しますが2026年にビールの酒税は減税されます。それでもその減税後の税額でもドイツの14倍という高税率なのです。

ビール・発泡酒の税率1㎘あたり155,000円の酒税負担は、国際的に見ても、非常に高率かつ高額で、ドイツの約14倍、アメリカの約7倍もの負担となっています。

出典:ビール酒造組合
国名350ml缶あたり酒税負担額
日本54円
フランス16円
ドイツ4円
アメリカ8円
イギリス46円
出典:ビール酒造組合

日本では何故こんなにビールの酒税が高額なのかと言うと、「ビールはかつて高級酒だった」から。ビールへの課税は1901年で、当時は家庭で消費されず、遊興施設などで提供される「ぜいたく品」だったのです。その後も税制の改正はあれども、その流れが未だに残っているのが現状のようです。

発泡酒・第3のビールとの比較

日本では正確にはビールの定義に入らない発泡酒や第3のビールが存在します。麒麟淡麗とかサントリー金麦などが有名です。これらとビールの酒税額を比較して見ると下記の通りになります。

種類350ml缶1本あたりの酒税額
ビール70円
発泡酒46.99円
第3のビール37.8円
出典:財務省|酒税に関する資料

ビールが圧倒的に高いのがおわかりかと思います。こういった事情から各ビールメーカーはビールの定義から敢えて外れるような発泡酒や第3のビールと呼ばれるビール風アルコール飲料を生産し、価格を安く消費者に届けるよう企業努力をしています。

私もよく第3のビールを飲むのでその企業努力には頭が下がる思いでいます。安いのにどれもとっても美味しいです。しかしそれでもビール好きとしては、正規のビールの方がやっぱり美味しいという気持ちは拭えません。良くも悪くも味がわかります。

そんなビール党に朗報があります。2026年に税制改正が行われるのです。2026年10月には「ビール」「発泡酒」「第3のビール」の酒税は350ml缶ベースで全て54.25円に統一されます。

上述の国際比較では欧米にはまだまだ敵いませんが、この改正によって正規のビールは現在よりも安く飲むことができるようになります。ビールメーカーも発泡酒や第3のビール生産による値下げ競争ではなく、正規のビールを主体とした方針に切り替えるかもしれません。

ではどうすればお得なのか

私が言いたいのは「ビールの税金を下げろ!」とかそういったことではありません。個人の力では変えられない事情なので、決められた制度のもとで自分ができる方法で賢く消費をしていきたいと考えます。

ひとつのアイディアとしては、ビールではなくもともと酒税の安い日本酒やウイスキーを飲むようにすることでしょう。昨今ウイスキーは価格高騰しているので日本酒あたりが妥当なのかと思っています。

もうひとつは「2026年10月までは発泡酒や第3のビールを飲んで、2026年10月からはビールを飲む」という長期的な購買計画です。どうしてもビールという人はこの方法が合理的ではあります。

個人的には日常の晩酌を日本酒にして、昔の日本においてそうだったように、現在でもビールを「ぜいたく品」として時々飲むという位置づけにする、というのが最適解かなと思います。

まぁこれは個人的に納得がいく選択というだけです。お読みいただいた方も自分にとって腹落ちする選択をしていただけたら嬉しく思います。

まとめ

日々の晩酌においても情報感度を高めて賢くお酒を楽しみたいとあらためて思いました。ちなみに「飲まなきゃいいじゃん」という考えは置いておくことにしています。

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最後に


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