「コハダ」が安い理由とは|なぜ他のネタより安いのか

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

節約
スポンサーリンク

寿司や居酒屋の定番メニューとして親しまれている魚のひとつに「コハダ」があります。

日本海に多く生息している小型の魚で、体長は20cm程度と小ぶりですが、濃厚な脂と締まりの良い食感が特徴で僕の好みでもあります。寿司ネタとしても人気が高く、近年では回転寿司チェーン店などでも手軽に食べられるようになっています。

そんなコハダですが、非常に値段が安いことも特徴のひとつです。

僕が良く行く立ち飲み屋では150円でしっかりとした分量のコハダを頂くことができます。こんなに美味しいのに、なぜこんなに安いのでしょうか。今回はその理由を説明します。

小型の魚だから漁獲コストが低い

「コハダ」が安い理由とは?|なぜ他のネタよりも安いのかを解説
「コハダ」が安い理由とは?|なぜ他のネタよりも安いのかを解説

コハダは、マグロやサーモンなどよりも小型の魚であるため、単位あたりの価格が低くなる傾向があります。

小型の魚は大型の魚に比べて身が小さいため漁獲量が多くなります。そのため、必要とされる作業時間も短く大型の魚よりも単位あたりの漁獲コストを抑えることができます。

また、小型の魚は成熟するまでの期間が短いため、個体数が多く繁殖力が高い傾向があります。それに比べて大型の魚は繁殖力が低いため、漁獲量が少なくなり漁獲コストが高くついてしまいます。

コハダが安い理由のひとつとして、小型の魚だから漁獲コストが低いということが挙げられます。

国産の漁獲量が多い

「コハダ」が安い理由とは?|なぜ他のネタよりも安いのかを解説
「コハダ」が安い理由とは?|なぜ他のネタよりも安いのかを解説

コハダは日本周辺で広く漁獲される一般的な魚種なので漁獲量が比較的多く、そのためそもそもの市場に供給される量が多いことから、価格が低くなる傾向があります。

これが二つ目の理由です。国産の漁獲量が多いため価格が低く抑えられているのです。

輸送や保存コストをかけていない|鮮度を高く保つ必要がある

「コハダ」が安い理由とは?|なぜ他のネタよりも安いのかを解説
「コハダ」が安い理由とは?|なぜ他のネタよりも安いのかを解説

コハダは、鮮度が高くないと食べることができない魚であるため、水揚げ後すぐに市場に出荷される必要があります。そのため、長距離輸送や保存には向いていません。

それはつまり、輸送や保存のコストをかけないで済むということにつながります。

日本近海で獲れたコハダがすぐに市場に流通して私たち消費者に届けられているのです。

回転ずしチェーンの場合

「コハダ」が安い理由とは?|なぜ他のネタよりも安いのかを解説
「コハダ」が安い理由とは?|なぜ他のネタよりも安いのかを解説

回転ずしチェーンでもコハダを食べることができ、そのお値段も100円であったり、こちらでも非常に安価に売られています。

これら回転すしチェーンのコハダは国産ではなく中国産であることが多いです。そういった場合に安く提供されている理由は上述のものと異なっているかもしれません。

中国産の魚介類は、労働力や生産コストが低いため値段を安価に抑えられる傾向があり、更に中国は世界で最も漁獲量が多い国の一つでもあるので、豊富な漁獲量があるためコストを抑えて供給できていることが考えられます。

まとめ

「コハダ」が安い理由とは?|なぜ他のネタよりも安いのかを解説
「コハダ」が安い理由とは?|なぜ他のネタよりも安いのかを解説

以上のような理由から、コハダは比較的安価なメニューとして私たち消費者のもとに届けられています。

そして安価な理由は、主に生産から流通まで様々なコストが掛からない魚だという理由なので、品質そのものに問題はありません。

むしろ鮮度を高く保つためにあえてコストをかけていない、という事情でもあるので、これは新鮮な食材が大好きな私たちにとっては良いことづくめだと言えるでしょう。

みなさんもお安い値段でコハダを見つけた時には、ポジティブなイメージを持ちながら積極的にいただくようにしましょう。

わさびと醤油をつけて、日本酒と一緒にいただくと美味しいですよ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました