日本酒を安く飲む方法|特約店・正規販売店とは

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節約
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僕が日常的に飲んでいるお酒は主にビールと日本酒です。夏にハイボールを飲んだり白ワインを飲んだり、その他にも季節によって変化はありますが、最も飲み慣れているのがビールと日本酒です。

飲む頻度もほぼ毎日なので家計のことを考えるとあまり高いものは飲まないように気を付けなくてはなりません。禁酒や節酒をすれば良いのですが、辞めるほどでもないという感覚もあり、「安く飲む方法はないか」という考え方をしてしまいます。

まずは外で飲むのではなく宅飲みにすることが基本になります。いわゆる「せんべろ」の店と言っても自宅での飲食費に比べると圧倒的に割り増しな金額です。

そして、宅飲みをする場合に節約を心がけると、どのお店でどの銘柄を選ぶかが重要になってきます。しかしお酒の値段がどの様に決まっているのかわからない人も多いと思います。

同じ銘柄でもお店によって値段が異なったり、どこで買うのが最も経済的なのだろうか。そこを今回は明確にしていきたいと思います。

今回は日本酒について考えていきます。日本酒を安く手に入れる方法はあるのだろうか。そんな疑問にお答えしたいと思います。

日本酒は安く買えるのか

まず、結論から申し上げると「日本酒を安く買う方法があるわけではないが、日本酒を高く買わないで済む方法はある」ということになります。

「安く買う方法はないのか」と思わずに、もう少しだけお付き合いください。

日本酒の価格は造り手である酒蔵が決めているため、その日本酒の「定価」が必ず存在します。この「定価」で買うことが「安く買う方法」および「高く買わない方法」となります。

全国のスーパーやディカウントショップでも日本酒はたくさん売っていますよね。現代では地元の酒屋の様な場所よりも、日常的に行く頻度が多いためスーパーの商品の値段が相場なのかと思ってしまいがちです。しかしこれらの日本酒はどれも問屋を介して仕入れているため、定価よりも値段が高いことが多いのです。複数業者へのマージンが上乗せされていることと、私たち消費者がそれを定価だと思い(実は割高でも)普通に購入するためにこの状態が続いています。

あなたが普段スーパーなどで買っている日本酒も定価と比較したら割高なお値段なのかもしれません。

つまり「高く買わない方法」としては、これらの定価より実は高く売られている日本酒を選ばないということに尽きます。酒蔵が定めている定価のものを買うようにしましょう。

では、それはどこに売っているのか。それが今回の大切なポイントとなる「特約店」「正規販売店」と認定されている酒屋さんです。

特約店・正規販売店とは

上述した通り、スーパーなどで売られている日本酒は問屋を介して商品が流通されています。これに対して「特約店」「正規販売店」と呼ばれている酒屋さんは、問屋を介さない酒蔵との直接取引です。

酒蔵と酒屋で成り立った信頼関係のもと「特約店制度」という契約を交わします。この制度の下、「酒蔵が指定した価格で販売しますよ」という約束を酒屋さんが守ることになります。その他にも転売をしないことや品質を保つ管理をすることなど様々な条件が課されます。

こういった酒蔵が求める条件を満たした酒屋さんが「特約店」や「正規販売店」と呼ばれているものです。

つまりスーパーなどで購入しているものは特別な管理がされていないうえに割高で売られており、酒屋さんでは高品質を保ちながら定価で販売している、という構図になっているのです。

特約店以外の小売店で日本酒を買うことは、極端なうえに良くない言い方をしてしまうと「まずいものに高い金を払っている」ということになってしまいます。(別にまずいとまでは思っていませんけど)

「高く買わない方法」を実践するには「特約店」「正規販売店」と認められた酒屋さんで購入するようにしましょう。では、どうやってその酒屋さんを見つけるのでしょうか。

特約店・正規販売店の見つけ方

基本的には地元で営んでいる個人で営んでいる小さな酒屋さんが特約店になっていることが多いです。

その調べ方で最も確実なのは、酒蔵のホームページから酒屋を見つけることが確実でしょう。現代ではどの酒蔵もホームページを持っているのでそこにアクセスすると「特約店一覧」とか「直販店のご案内」の様な項目があるはずです。

そこに掲載されている酒屋さん一覧から、自分が行ける範囲の酒場を見つけて実際に足を運べば定価の日本酒に出会えるはずです。地元の酒屋さんはお客さんとのコミュニケーションを大切にしているところも多く、おすすめを教えてくれたり日本酒の知識を話してくれたりします。

いずれにしても少し特別感のあるお買い物になることは間違いありません。ぜひ行きつけの地元の酒屋さんを見つけてほしいと思います。

尚、もし特約店一覧の様なページが見つからなくても、商品のページは存在するはずです。そのページで「定価を確認する」ことはできるはずです。スーパーの小売価格と比べて割高な販売であったかを確認してみましょう。

まとめ

日本酒を安く手に入れることができれば(割高で買わなくて済めば)、浮いたお金でおつまみを加えたり、はたまた貯金をしたりと、選択肢は拡がります。

ほんの少しのマージンと思うかもしれませんが、飲食というのは日用品の消費であるため、年単位や数年単位で考えるとその合計額はバカになりません。

しっかりと知識を持って楽しく合理的な生活をしていきたいものです。酔っ払いながら合理的な思考をするのは難しいものですけどね。

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最後に

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