合理的なつまみ|枝豆で二日酔いを防ぐ

つまみ
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酒を飲む時にはできるだけ良質なたんぱく質を摂りたいものですが、肉や魚を調理するのは時に面倒に思えることがあります。

そんな時に活躍するのがおつまみの定番「枝豆」です。実は栄養の観点でもおつまみに適している側面があるようです。

メチオニン

出典:File:Methionin – Methionine.svg via from wikipediacommons

枝豆は大豆が熟す前に収穫されたものなので、原材料的には大豆となります。そのため大豆と同様に良質なたんぱく質を多く含んでいます。

それに加えて、酒のつまみとして最もありがたい存在が「メチオニン」という栄養素です。血液中のコレステロール値を下げ、活性酸素を取り除く作用があります。

肝臓がアルコールを分解させる時に、直接その働きを行う酵素の主な原料となる栄養素が「メチオニン」だと言われています。どうやら二日酔いの薬には大抵このメチオニンが含有されているのだとか。

ビタミンCはポテサラで補完

二日酔いや悪酔いを防止するにはメチオニンだけ摂取していれば良いわけではありません。そのためには二日酔いの原因と呼ばれるアセトアルデヒドを分解する必要があるわけですが、実はビタミンCがこのアセトアルデヒドを分解する働きを持っていると言われています。

ビタミンCは肝臓の代謝を助けてくれる効用もあるので、二日酔いの対策としては有効になりそうです。そして枝豆にはメチオニンだけではなく、ビタミン類も多く含まれています。ビタミンCも豊富に含まれているのですが、ひとつ欠点があります。

それはビタミンCが水溶性であるため、枝豆を茹でた時に栄養素が流出してしまうということ。それを防ぐためにはフライパンで蒸し焼きにするなど、工夫した調理が必要です。しかしビールのお供に簡単に出てくるいつもの枝豆はさっと茹でたものと相場が決まっています。これを何とか乗り越えられないか…。

ひとつ提案できることは、別のおつまみで枝豆から流出してしまうビタミンCを補完するということです。
簡単に用意できるおつまみとして「ポテトサラダ」が適していると思います。スーパーのお惣菜なら100円前後で手に入るでしょうか。

じゃがいもに含まれるビタミンCは枝豆の様な野菜類に比べて、栄養素が流出しづらい特徴があります。何故かというと「でんぷんに守られているから」です。そのため枝豆の様に水にさらされて流出してしまうということもなく、多くのビタミンCを摂取することができます。

枝豆で補いきれないビタミンCはポテサラで補いましょう。

まとめ

酒飲みの定番的な組み合わせ「ビールと枝豆」はメチオニンによる二日酔い防止の観点から、理にかなった組み合わせと言えるようです。

更にもう一品「ポテサラ」を加えると、ビタミンCも補えるので更に合理的なおつまみのチョイスになります。美味しいし安いし簡単なので文句なしでしょう。

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最後に

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