ジントニックは自宅でも簡単に作れます。深いこだわりさえ持っていなければすぐにでも作ることができます。
ご用意いただくものはジンとライム、トニックウォーター、氷、グラスの5点セットです。トニックウォーターを買ったことがないという人は多いでしょうが、普通にスーパーで買うことができます。
ご用意いただくもの
ジントニック(1杯分)に必要なのは以下の5点セットです。
・ビーフィーター・ジン 30ml
・ライムまたはライムジュース 20ml
・トニックウォーター 100mlくらい
・氷
・グラス
ジントニック|簡単レシピの手順
作り方はいたって簡単です。
事前準備:ジンとグラスを冷やしておく
まず、ジンとグラスを事前に冷蔵庫または冷凍庫で冷やしておきます。ジンはアルコール度数が高いので冷凍庫に入れても凍ることはありません。氷が溶けて薄くなってしまわないようグラスも冷やしておくと美味しく飲み続けることができます。
氷を入れてジンを注ぐ
冷やしたグラスに氷を敷き詰め、冷やしたジンを30ml程注ぎます。カクテル用のメジャーカップがあれば楽なうえに気分も上がりますが、持ってない人はお好みの目分量で注いでください。
トニックウォーターを注ぐ
次にトニックウォーターを氷に当てないようにグラスに注いでいきます。氷に当てないように注ぐのは、炭酸が飛ばないようにするためのひと手間です。コップの内壁を狙い当てる感覚で、氷に当てずに注ぐコツを身に付けていきましょう。
ステアする
あと少しで出来上がります。マドラーがあれば一回だけコップの底から氷を持ち上げる程度ステアをして混ぜます。これも炭酸が飛ばないようにするためのひと手間です。
マドラーがない人は、お箸やフォークなどでも良いのでステアしてください。気分は台無しになりますが、出来上がったジントニックにそこまでの変化は与えません。
ライムを添える
最後にライムをグラスの縁に添えます。ライムをお好みの形にカットして、グラスの縁に飾ってください。
完成!
これでジントニックの完成です。好きな音楽などをかけながら、香りを楽しみつつ爽快な気持ちで飲みましょう。
家でジントニックをつくるためのおすすめグッズ
用意するものは非常に簡単です。もし選ぶのに困ったらスタンダードなものから選びましょう。
ビーフィーター・ドライジン
肝心のジンはどれを選べば良いのか。はじめはスタンダードなものを選ぶのがベターです。最もポピュラーなのがビーフィーターのドライジンです。
その後、ジンの魅力にハマってきた時には、タンカレーやサファイア、クラフトジンなど、色々試していくと楽しみが拡がっていきます。
ライムジュース
簡単に作れるジントニックですが、唯一めんどくさい工程がライムのカットと保存です。果実をカットしなければならず、残った分を保存するのが若干めんどくさいです。
これをライムジュースで代用することで解決できます。美味しさもしっかりと保つことができます。ライムが飾られたグラスを眺められないのが最大の欠点ですが、そこだけはトレードオフです。
おまけ|ジントニックの歴史
ジントニックは上述の作り方の通り、蒸留酒であるジンをトニックウォーターで割ってライムを絞ったカクテルです。実は非常に面白い歴史があります。
イギリスが海洋国家として世界中に帝国主義政策を進めていたころ、船乗りや兵士の間でマラリアが蔓延してしまいました。マラリアの特効薬として知られていたのがキニーネというキネの樹皮に含まれる成分だったのですが、これが非常に苦く決して飲みやすいものではありませんでした。
そこで、そんなキニーネを飲みやすくするため、ジンにキニーネと水・砂糖・ライムを入れて飲みはじめる工夫が試みられることになりました。これが「ジントニック」の原型です。
その後時代を経てジントニックはバーで飲まれるお洒落なカクテルとして知られるようになりました。おしゃれでありカジュアルなカクテルとして認知されています。
ただ、お酒の楽しみは気軽にリラックスして飲むことが大切でもあります。まずは気軽に自宅で試してみることも悪くはないはずです。誰に見られるわけでもないし。
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ジンの歴史を書いています。
その続きです。
最後に
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