カレーとコーヒーは、それぞれ独自の味わいを持つ食べ物ですが、実は驚くほど相性が良いとされています。
今回は、その理由について詳しく解説しながら、おすすめのカレーとコーヒーの組み合わせについても紹介します。
カレーとコーヒー｜苦味を和らげて深いコクを生み出す
カレーのスパイシーな味わいと、コーヒーの苦味や香りが相まって、新しい味わいを生み出すことができます。また、カレーに含まれるスパイシーな味辛料が、コーヒーの苦味を和らげる働きがあります。
逆に言うと、コーヒーの苦味がカレーに足りない苦味を補って、深いコクのある味わいを生み出してもくれます。
僕も自宅でカレーを食べる時にはよくコーヒーを飲んでいます。食事中は水を飲んで、食後にコーヒーを飲むこともあります。カレーでこってりしてしまった感覚をコーヒーがすっきりさせてくれるんですよね。
そして、どうやらカレーとコーヒーは健康効果としても似ている側面があるようです。
カレーとコーヒー｜健康面でも相乗効果があった
コーヒーにはカフェインやポリフェノールなどの成分が含まれており、覚醒作用や抗酸化作用があることは、ご存知の方も多いかと思います。
実はカレーのスパイスにもコーヒーと同じように覚醒作用や抗酸化作用があるため、相乗的な健康効果が期待できます。
カレーにはターメリックやカルダモンなどのスパイスが含まれています。
ターメリックにはクルクミンというポリフェノールが含まれており、炎症を抑えたり、抗酸化作用があることが知られています。また、カルダモンやシナモン、クローブ、コリアンダー、クミンなど、カレーによく使われるスパイスにもポリフェノールが含まれています。
どちらも多少なりとも刺激があるものですが、その分この様に様々な健康作用がある優れたものだったんですね。
おすすめのカレーとコーヒーの組み合わせ
カレーにもコーヒーにも様々な種類が存在するので、それこそ無数の組み合わせを考えることができます。
ここでは、僕が個人的に試したことのある組み合わせをご紹介します。その根拠についても調べてみたので参考にしてください。
チキンカレーとコロンビア産のコーヒー
チキンカレーは、辛さが控えめであっさりした味わいが特徴的です。一方、コロンビア産のコーヒーは、豊かな風味と酸味があり、フルーティーな香りが特徴的です。
この2つを組み合わせると、カレーのあっさりとした味わいとコーヒーのフルーティーな香りが相性良く、爽やかな味わいを楽しむことができます。
ビーフカレーとエチオピア産のコーヒー
ビーフカレーは、濃厚でコクのある味わいが特徴的です。一方、エチオピア産のコーヒーは、酸味があり、芳醇な風味が特徴的です。
この2つを組み合わせると、カレーの濃厚な味わいとコーヒーの芳醇な香りが相性良く、深みのある味わいを楽しむことができます。
カレーライスとブラジル産のコーヒー
ここでいう「カレーライス」とは、日本の家庭料理や学校の給食で定番になった、誰もが思い描くあのカレーライスです。それをコーヒーとしても最も定番であるブラジル産のコーヒーと合わせると、間違いのない組み合わせになります。
スタンダードなカレーとコーヒーとして、まず初めにこの組み合わせを試してみるとよいでしょう。特徴としては、ブラジル産のコーヒーには、カカオのような風味があるため、カレーライスとの相性が良いとされています。
カレーとコーヒーの食べ方のポイント
最後に、これは自由で構わないことなのですが、カレーとコーヒーの食べ方のポイントも説明します。
カレーとコーヒーはそれぞれ交互に飲みながら食べると、お互いの特徴を相殺してくれるので味のバランスが取れやすくなります。スパイシーな味わいと脂っこさで身体が刺激を受けてきたと感じたら、コーヒーを口に運んですっきりと中和してもらいましょう。
また、カレーの辛さや味わいも様々なので、コーヒーの量や種類を調整するのもポイントです。上述の例を参考に自分好みの組み合わせを見つけてみてください。
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実はカレーはビールとも相性が良いのです。
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