黒ビールの秘密|なぜ黒いのかとその種類を徹底解説

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ビール
黒ビールの秘密|なぜ黒いのかとその種類を徹底解説
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まったりとした味わいとカラメルの様な香りが魅力の黒ビール。私も冬になると時々飲みたくなって飲んでいます。甘いものから苦いものまで、様々な種類があることも魅力ですが、そもそも「なぜ黒いんだ?」と思う方もいるでしょう。

黒ビールの色の秘密|麦芽の製麦工程

黒ビールの秘密|なぜ黒いのかとその種類を徹底解説

ビールはモルトと呼ばれる麦芽とホップ、水、酵母を原料として造られます。このなかで黒ビールが黒くなる理由に関連する原料が「麦芽」です。

麦芽というのは自然界にそのまま存在しているわけではなく、ビール造りの工程で造られています。

その麦芽を作る工程のことを「製麦(せいばく)」と呼んでおり、そのなかでも更に芽が生えた麦芽を乾かす「焙燥(ばいそう)」という工程と、その麦芽を焦がしていく「焙煎(ばいせん)」という工程に分かれます。

この焙燥(ばいそう)工程にはさまざまな方法があり、それによって異なる風味のビールが生まれます。例えば、「ラオホ」という燻製ビールは、特定の焙燥方法によって独特のスモーキーな風味を持っています。

ビールにも様々な色がありますよね?こちらはこの焙煎(ばいせん)の過程で変化していて、焙煎の温度や時間によって異なる色が生まれているのです。

焙煎の工程で焦がした麦芽を使っているビールが黒ビールです。黒ビールの独特の香りはローストした麦芽によるものだったわけですね。

黒ビールの中にも種類がある

黒ビールの秘密|なぜ黒いのかとその種類を徹底解説

黒ビールは色が黒いこともあり、その中にも更に種類があることがあまり知られていません。私も「黒ビールは黒ビール」と思っていた時期がありました。しかし黒ビールの中にも複数の種類が存在するんです。

ビールには上面発酵と下面発酵という、大きく分けて2つの製法が存在します。上面発酵で製造されたビールは「エールビール」と呼ばれ、下面発酵で製造されたビールは「ラガービール」と呼ばれます。

もちろん黒ビールにもそれぞれこの製法が用いられているので、上面発酵の黒ビールもあれば下面発酵の黒ビールもあるわけです。

大きく分けると黒ビールには4つのスタイルがあります。「デュンケル」「シュバルツ」「ポーター」「スタウト」の4つです。特徴を下記に簡単にまとめてみました。

スタイル製法発祥地
デュンケルラガードイツ・ミュンヘン
シュバルツラガードイツ・バイエルン
ポーターエールイギリス・ロンドン
スタウトエールアイルランド

私が一番好きなのはロンドン発のエールビールである「ポーター」です。こちらは日本のエールビールメーカー「ヤッホーブルーイング」も「東京ブラック」というビールを出しています。

スタウトとビーフカレー|絶妙なペアリングを楽しもう

黒ビールの秘密|なぜ黒いのかとその種類を徹底解説

黒ビールの中でも「スタウト」という種類は、特定の料理とのペアリングがおすすめされています。

例えば、ビーフカレーとスタウトの組み合わせは、その風味の深さやマッチングの良さから多くのファンに支持されています。

スタウトとビーフカレーの新しいマッチングに関する詳しい情報は、こちらの記事でご紹介していますので、ぜひ一度ためしてみてください。

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