日本の企業が手掛ける幻のコーヒー「トアルコトラジャ」

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コーヒー
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 日本の企業が手掛け、世界的にも高い評価を得ているコーヒーがあるのをご存知でしょうか。

 青と黄色のロゴが書かれた街中でもよく見られる看板でお馴染みのキーコーヒー株式会社が手掛けている「トアルコトラジャ」というコーヒーがあります。

 「幻のコーヒー」とも言われる高級豆です。「ちょっといいコーヒーを飲みたい」という時に飲んでみてはいかがでしょうか。

トアルコトラジャ生産の特徴

 「トアルコ(TOARCO)」とは、トラジャアラビカコーヒー(TORAJA ARABICA COFFEE)の頭文字をとったもので、「トラジャ」は現地の人々トラジャ族を指しています。

 現地でキーコーヒーが設立した自社農園が運営されており、生産地はインドネシアのスラウェシ島、マレー系先住少数民族のトラジャ族のトラジャ人労働者が生産しています。

 インドネシアはコーヒーの生産に適した気候であるコーヒーベルトに位置する国で、特にトラジャの村はアラビカ種コーヒーの良質な生産に欠かせない地理的条件をすべて満たしていました。生産におけるこだわりは、現地の人々によりすべて手摘みで選り分けられた豆を使用し丁寧に生産されていることで、高級豆として世界中で高い評価を受けるに至りました。

トアルコトラジャの歴史

 もともとインドネシアにコーヒーを移植したのは、大航海時代のオランダ東インド会社です。当時はヨーロッパの先進国が植民地にコーヒーを移植させて現地で生産を始めていました。トラジャでのコーヒー生産は第二次世界大戦前にはオランダ人のもと行われており、王室御用達になるほど当時から高い評価を得ていましたが、インドネシアの独立によってオランダ法人は農園から去ります。

出典:Célèbes 6543a.jpg via from wikipedia commons

 この衰退していた農園に目を付けたのが高度経済成長のもと成長を目指した日本企業キーコーヒーでした。道路や橋などのインフラを整備や現地の人々との関係性づくりまで、ゼロからスタートして幻のコーヒーを復活させたのです。

 ちなみにキーコーヒーのロゴである鍵のマークは「コーヒーは、日本人の新しい食生活と文化を開く鍵だ。」という意味が込められています。当時の日本企業の積極性が表れているように思います。

トアルコトラジャが飲めるお店

 さて、そんな幻のコーヒー「トアルコトラジャ」ですが、飲んでみたいですよね。キーコーヒーさんは日本中のカフェにトアルコトラジャを卸しています。キーコーヒーの自社ホームページでトアルコトラジャが飲めるお店が検索できるサイトがありましたので、ぜひご利用しやすいところを探してみてください。

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東南アジアではベトナムもコーヒーが有名です。

コーヒーはヨーロッパ人達が世界にひろめました。

参考文献

出典:トラジャ族 from フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典:トアルコ トラジャとは

最後に

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