【追悼】ロネッツのロニー・スペクターさん逝去。名曲「Be My Baby」を聴いて過ごす

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雑記
【追悼】ロネッツのロニー・スペクターさん逝去。名曲「Be My Baby」を聴いて過ごす
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 ロネッツのロニー・スペクターさんが1月12日(水)に亡くなりました。享年78。がん闘病中だったようです。

 昨日まで仕事の人間関係や組織の在り方について考察するという陰気な記事を書いていました…。今日は日曜日なので価値ある豊かな時間を過ごせる音楽について書こうと思います。

 時間に縛られることなく音楽を聴いて時を過ごすことができるのは本当に幸せですね。コーヒーを飲みながらロネッツの「Be My Baby」を聴いたら本当に幸せな気持ちになりました。音楽の力はすごいものです。

名曲「Be My Baby」とアンサーソング「Don’t Worry Baby」

 「ロネッツ」や「ロニー・スペクター」と言われても、普段あまり音楽(ましてや洋楽)を聴かない人、そして若い世代の人には馴染みがないかと思われます。僕も1987年生まれなので、世代的にこの曲を認知している訳ではありません。そのため運よく自分で見つけることができたというところです。

 では、どうやって見つけたのかと言うと、ビーチボーイズの「Don’t Worry Baby」という名曲を好んで聴いていたからです。この曲が頭から離れないほど好きになってしまい、調べていたところロネッツの「Be My Baby」のアンサーソングだということを知りました。「そしたらそのもととなった曲を聴きたい」という流れで「Be My Baby」に辿り着いたわけです。

 当時ビーチボーイズのブライアンウィルソンはロネッツの「Be My Baby」を気に入りすぎて、なんとこの曲へのアンサーソングを作曲してしまいました。それがビーチボーイズの「Don’t Worry Baby」です。メロディーも「Be My Baby」にとても似ていて、歌詞を読んでみるとロネッツの「Be My Baby」に対して男目線の内容になっています。
 制作にあたってなんと千回以上(!)も繰り返し聴いたというエピソードもありました。音楽家の執着と中毒性には驚きますね。しかし両曲とも繰り返し聴くことに耐えうる名曲で、合わせて聴くととても楽しいです。

更にあわせて聴きたい大瀧詠一

 日本の音楽界の伝説的存在となっているのが大滝詠一さんで、大瀧詠一ファンのことを設立した「ナイアガラ・レーベル」にちなんで「ナイアガラー」と呼びます。それほど熱狂的なファンが多いんですね。大瀧詠一さんの曲にはビーチボーイズやロネッツも含めたスタンダードナンバーの影響が色濃く根付いています。僕も大瀧詠一さんをきっかけに洋楽のスタンダードナンバーをたくさん学びました。

 音楽にはこの様に系譜の様なものが存在し、ミュージシャン達はそれぞれ互いに影響を与えあいながら創作を行っていることがわかります。昨日の記事で紹介した内田樹さんも「ナイアガラー」で、著書のなかでも大瀧詠一さんのことを「師匠」と読んで敬っているほどです。昨年発売された『待場の芸術論』の音楽の章では大瀧詠一さんについて取り上げながら、音楽の系譜について本当に詳しく書かれていました。

 僕の知識では足元にも及ばないほど音楽の系譜について詳しく書かれており驚きました。構造主義の観点で音楽の系譜について考察が行われています。詳しく学んでみたい人はぜひ読んでみると良いと思います。

つながりを楽しむということ

 僕は昔からこの様に音楽の繋がりを楽しんで聴いていたのですが、当時はCDを買うかレンタルするなど、少ないアルバイト代を捻出しながら音楽を楽しんでいました。最近もアナログレコードを収集するムーヴメントがあるようで、僕も一時期はその様に渋く楽しんでいたのですが、6年前からSpotifyのプレミアム会員となり、それ以来音楽は完全デジタル移行をしています。

こういうひと時がなくなってしまったのは正直ちょっぴり寂しい。

 上述の通り、音楽には系譜が存在します。そのため、名曲をひとつ見つけたらそれをきっかけにどんどん系譜を辿って、世の中に存在する音楽を堪能することができます。かつてはそれをレコードやCDの収集で行っていましたがどうしてもお金がかかってしまいます。しかしSpotifyなら月額定額で好きなだけこの系譜辿りをすることができます。デジタルコンテンツが優れている点はここにあります。

 そしてSpotifyのデザイン性もとても気に入っていて、これも使い続けている理由のひとつです。デジタルコンテンツは個人の好みに合わせたサジェストが行われ、時折それをストレスに感じることが多くあります(少なくとも僕は多いです…)。Spotifyはサジェストの内容が的確なのかもしれませんが、コンテンツのデザイン自体を好んでいるので、感じるストレスも少なくポジティブに受け取ることができているのかと感じています。あとは楽曲の網羅性で、洋楽に関しては文句なしの豊富さだと思います。邦楽については昔に比べるとだいぶ充実してきましたが、もう一歩頑張ってほしいところです。

 そんなSpotifyの企業本を購入したのですが、なかなかのボリュームであることもあり積読状態になっています。長い付き合いになるコンテンツだからこそ、理解を深めるために近いうちに読まねばと計画中です。

ロニー・スペクターさん、名曲をありがとう

 さて、良く言えば音楽の系譜を辿るように、悪く言えばWikipediaのリンクを辿ってネットサーフィンをしてしまうように、話が随分と脱線してしまいました…。しかしそのおかげで幅広いことに思いを巡らせるきっかけとなり、本当に充実したひと時を過ごせました。

 きっと世界中の人がこのように様々なことに思いを巡らせながら、「Be My Baby」を聴いて素敵なひと時を過ごしていると思います。そんなきっかけになる名曲をこの世に残してくれたロニー・スペクターさんに心から感謝の気持ちを伝えたいです。

 とても幸せな日曜日の午前を過ごすことができました。 ロニー・スペクターさん 、本当にありがとうございます。心よりご冥福をお祈りいたします。

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