関西圏の阪急阪神沿線の駅のホームには「ネスカフェスタンド」という少し変わったスタイルのカフェがあります。価格もリーズナブルで電車移動中の忙しい合間にも立ち寄れる気軽でスタイリッシュなスタイルが魅力です。JR沿線のキオスクの様な気軽さがあります。
関西に引越してから阪急電車を良く利用するようになりました。
リーズナブルで選べるメニュー
まず、いずれのメニューも価格がとってもお安いです。気軽にサクッと寄ってコーヒーを飲むだけなので、このくらいの値段設定になっているのでしょうか。非常に助かります。
ちなみに「ダルゴナコーヒー」というのは、インスタントコーヒー、砂糖、お湯を同じ比率で泡立てて、牛乳の上に載せるように注ぐもの。韓国で近年流行したコーヒーです。
主なメニュー(※価格は全て税込み)
- ダルゴナコーヒー(HOT/ICE) 180円
- コーヒー
- SSサイズ(HOT) 80円
- Sサイズ(HOT/ICE)100円
- Mサイズ(HOT/ICE)130円
- カフェラテ
- SSサイズ(HOT) 80円
- Sサイズ(HOT/ICE) 100円
- Mサイズ(HOT/ICE) 150円
- キャラメルラテ
- SSサイズ(HOT) 80円
- Sサイズ(HOT/ICE)100円
- Mサイズ(HOT/ICE)150円
コーヒー以外の主なドリンク
- 宇治抹茶 (HOT/ICE)200円
- 紅茶 (HOT/ICE)200円
- ミロ (HOT/ICE)200円
イタリアのバールスタイル
この特徴的なカフェスタイルはイタリアを参考にして取り入れられたようです。イタリア人は長い歴史の中でもコーヒーを非常に好んでおり、カフェ文化も盛んです。その他の欧米諸国と異なっているのはエスプレッソコーヒーが主流だということ。濃厚で苦味のある、少量のエスプレッソをまるでウイスキーやウォッカのようにクイッと喉に流し込んで飲みます。
そのためカフェで居心地よくゆったりと朝のひと時を過ごすような文化ではなく、近所の行きつけのバールで一杯だけエスプレッソを流し込み、そのまま出勤をする。これがイタリアのカフェ文化の特徴です。
イタリアのバールは長い歴史をかけて地域に根付いているため、お客さん同士で日々のコミュニケーションの場にもなっています。それぞれの個人が思い思いの時を過ごせる場所を日本にも提供したいという思いから、このネスカフェスタンドが展開されました。
まとめ
使い勝手が良くてリーズナブルなカフェスタンド、東京など関東首都圏にも拡大するでしょうか。既に小田急線などには展開しているようです。分刻みのスケジュールでの生活が浸透している東京では、ここまでゆっくりできないのかもしれませんね…。しかしそれは時代にもよるもの、今後に注目したいところです。
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最後に
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