一般的には飲食店でよく利用されている瓶ビールですが、酒屋に行けば瓶ビールを購入することもできます。普段何気なく飲食店で利用している瓶ビールですが、実は環境に優しい仕組みが存在するのをご存知でしょうか。
またほんの少しですが財布にも優しくなる方法もあります。
環境に優しい仕組み|リターナブル瓶
ラベルが貼られる前の瓶は「リターナブル瓶」といって、回収して再利用可能な瓶であり繰り返し利用することで容器製造による環境負荷が低減できます。再利用期間はおよそ8~10年ほどと非常に長持ちし、さらには再利用ができなくなった瓶も破砕した後に新たな茶色瓶の原料としてまた再利用されます。
かつてビールもペットボトル化の話があったそうですが、環境への配慮により取りやめとなったそうです。
大手3社が共同利用している
瓶ビールに利用されている瓶には、各ビールメーカーの工場でビールが瓶詰されてビール毎のラベルが瓶に貼られて出荷されます。そして瓶ビールの大瓶は633mlと規定されており、この大瓶はビール会社大手のアサヒ、サッポロ、サントリーで共同利用されているのです。(キリンビールは瓶にキリンマークが印字されている)
この様に会社を横断して協力することでビール瓶を融通して流通させているのです。
酒屋に持っていくと瓶代を返金してくれる
瓶ビールは環境だけでなく、実は財布にも優しい仕組みになっています。下記の通り、瓶ビールを買った酒屋さんに空き瓶を返却すると一本あたり5円が返却されます。ゴミ回収に出すだけだと返ってこないので、ほんのわずかな額ですが空き瓶を持っていく財布にも優しいのです。
交通費がかからない距離で瓶ビールを買える酒屋さんがある人は返却してみましょう。
まとめ
瓶ビールは環境にも財布にも優しいビールです。しかし何よりも文化として瓶ビールで飲むことが僕は好きです。小さなガラスコップに大瓶から注いで、くいっとあおるビールって美味しいですよね。
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最後に
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