中谷美紀の「インド旅行記 3 東・西インド編」と「シャンタラム」2020年にはムンバイにも行こうとしていたことの回想

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中谷美紀の「インド旅行記 3 東・西インド編」と「シャンタラム」2020年にはムンバイにも行こうとしていたことの回想エッセイ
中谷美紀の「インド旅行記 3 東・西インド編」と「シャンタラム」2020年にはムンバイにも行こうとしていたことの回想
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連日投稿しているインド旅行記について、本日は「中谷美紀の「インド旅行記 3 東・西インド編」のなかから、西インドについて書きます。西インドの代表的な都市はムンバイ、かつてはボンベイと呼ばれていた年です。英語での名称がボンベイだったのですが1995年に現地語の名称にもとづく「ムンバイ」に名称が変更されています。そのため空港コードは「BOM」です。

ここはまだ僕が訪れたことのない地域で、コルカタとデリーの次はムンバイに行ってみたいと思い2020年には行こうかと考えていたところでした。世の中がこんな外出制限になってしまうとは当時は思っておらず、急遽その気持ちは抑え込むことになった次第です。

「シャンタラム」ムンバイに興味を持ったきっかけ

ムンバイという街に興味を持ったきっかけは1冊の小説にあります。それが「シャンタラム」。文庫本で3巻合計で1800ページを越える大作ですが、読み始めたら止まらない面白さが詰まった珠玉の1冊です。簡単に概要を説明します。主人公のリン・シャンタラムはかつて薬物中毒でオーストラリアの刑務所に入っていましたが、脱獄してムンバイのスラム街に辿り着きます。その後、現地で無免許の医療活動を行いスラム街に貢献しながら生活するようになります。
これはなんと著者の事実に基づいた小説で獄中で書き始められたとのこと。外国人である著者の視点から映るムンバイのスラム街は貧困や文化的軋轢に喘いではいますが、人々が共生して活き活きと社会を形成している様が物語を通して読者に伝わってきます。

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僕はこの本を通してムンバイにスラム街が存在することを知りましたし、その街の様子も読書体験を通して少し想像力を働かせることができるようになりました。インドのスラム街と聞くと、恐ろしいほどの惨状だけを勝手に思い描いてしまいますが、この小説では現地の人々の共生が活き活きと描かれています。そんなムンバイの街を実際に訪れてこの目で見てみたい。いつか必ずムンバイに行くぞ。そう思っていたらパンデミックによって海外には行きづらい情勢になってしまいました。「善は急げ」とよく言ったもので、自分の行動の遅さを今も悔やんでいます。

「中谷美紀の「インド旅行記 3 東・西インド編」から想像するムンバイの街

ムンバイについて書こうと思いましたが、やはり行ったことのない身で街を語ることが難しいようです。コルカタ、デリー、バラナシと数カ所を訪れたことがある経験を持って、中谷さんのエッセイからムンバイについてイメージしやすい一節があったので引用します。

ムンバイに到着すると、ゴシック建築が美しい市内を車で観光した。ところどころにそうしたイギリスの面影やポルトガルの面影が見られ、その一方で大通りに面したスラムもある。日が完全に暮れてしまうと、海の闇と街の明かりのコントラストがとても美しかった。

「中谷美紀の「インド旅行記 3 東・西インド編」P150

コルカタと異なるのはポルトガルの影響が街に見られる点と、「シャンタラム」でも描かれていたスラムの存在がやはり印象的なようです。また、インドのなかでもデリーを政治の中心的都市とするならば、ムンバイは証券取引所などが位置する経済の中心的都市でもあるそうです。都市ごとに違った側面を観ることができるのは、旅の更なる楽しみになりますね。

インド旅行の回想と読書について

今回、2年前の年末年始休みを回想することをきっかけに、数回に渡ってインド旅行を当時の読書経験とともに振り返ってみましたが、旅の準備においての読書や旅先での読書、または帰国後に勉強するその国の歴史など、本をともに旅をしてきたことを再確認しました。もちろん読み返してみることで旅の思い出も蘇りますし、本を読みながら旅をしているため現地の知識が頭のなかで整理されるため、人に説明しやすくなるという利点もあるかもしれません。
何度も繰り返しますが「旅と本」は相性が良いです。「酒と音楽」と同じくらい相性が良いです。早く自由に旅ができる世の中になることを心から願っています。

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