読書

スポンサーリンク
カズオ・イシグロ

カズオイシグロ『日の名残り』の紹介と感想

『浮世の画家』が戦後日本を舞台に描かれたのに対して、今作は戦後イギリスが舞台となっています。今作でイシグロは世界的に権威のある文学賞であるブッカー賞を受賞しイギリスを代表する作家となりました。今作をイシグロの最高傑作と呼ぶ人も多くいます。
カズオ・イシグロ

カズオイシグロ『わたしを離さないで』の紹介と感想

イギリスのヘールシャムという場所を舞台に、31歳の介護人キャシーが読者に語り掛けるかたちで物語は進みます。キャシーが世話をしているのは「提供者」と呼ばれる若者たちであり、キャシーの語りから彼らの運命が少しずつ紡ぎだされていきます。
おすすめの本

食欲をそそる本をご紹介

知識が最高のスパイスであるならば、より多くを知ることで日々の食事が美味しくなるに違いない。そんなことを思い立ちました。小説からノンフィクションまで食にまつわる良本をまとめたので、日々の食事のお供に、気になったものから読んでみてほしいです。
雑記

1月22日は何故「JAZZ(ジャズ)の日」なのか

1月22日はJAZZ(ジャズ)の日。ジャズは少し敷居が高い音楽と思われ、魅力を理解する前に辞める人が多いです。しかし基本と歴史を学ぶと簡単に理解できるようになります。今日はジャズ初心者の方におすすめの本を雑記とともに紹介します。
雑記

裏切られたら読みたい本

裏切られたら読みたい本を紹介します。コロナ禍で社会の常識がひっくり返りました。そんな時は往々にしてあらゆる組織で手のひら返しが繰り返されます。今回は内田樹さんの「ためらいの倫理学」とミシェル・ウェルベック「服従」からこの事を考えてみます。
雑記

「失敗の本質」と「ブルシット・ジョブ」から組織と人間を考える。「人生は短い。」

「失敗の本質」という日本における組織論の古典、そして「ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論」という近年話題となった文化人類学者の本、この2冊から個人が組織とどの様に関わっていくとうまくいくのかを考えてみます。
雑記

給料が低いのはあなたのせいではない

経済活動が少しずつ再開されていますが、僕の職場では退職者が連鎖するように増え続けています。しかし自分達を責めてもしょうがないので小熊英二先生の「日本社会のしくみ」という本を読み返しながら、社会の構造に目を向けてこの閉塞感を耐え抜く方法を模索します。
雑記

2022年も「欲望の資本主義」を観て今年の目標を考えました。

2022年も「欲望の資本主義」という番組を楽しみにしていました。今年もジムロジャーズ氏からトーマス・セドラチェク氏と斎藤幸平氏の対談をはじめ、そのほかにも多くの知識人の考えを知ることができました。選書の参考にもなる知的な教養番組、おすすめです。
雑記

『「豊かさ」の誕生』と『セロトニン』から考える幸せの条件

以前取り上げた『「豊かさ」の誕生』という本について、ミシェルウェルベックの小説「セロトニン」を引用して考察を深める試みです。「豊かさ」は幸せの先に立つのか。立派に見えるあの人は「立派だから豊かなのか」「豊かだから立派なのか」という考察です。
エッセイ

中谷美紀の「インド旅行記 3 東・西インド編」と「シャンタラム」2020年にはムンバイにも行こうとしていたことの回想

「シャンタラム」という文庫本3巻、全1800ページ超の小説をご存知でしょうか。西インドの代表的な都市はムンバイ、かつてはボンベイと呼ばれていた都市で、この地を舞台にした小説がとても面白いです。中谷美紀さんのエッセイと合わせて回想します。
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました