スリランカのカレー|モルディブフィッシュは鰹節?

カレー
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最近少しずつ話題になっている感じのあるスリランカのカレー。皆さんは食べたことがありますでしょうか。

インドの存在に隠れてしまい、あまり認知度が高くないスリランカという国ですが、この国にも独自のカレーがあります。

そしてスリランカのカレーは日本人の口に合うとよく言われます。それはなんと鰹節が使われているからだとか。詳しくご紹介しようと思います。

ワンプレートで供されるおしゃれなカレー

スリランカのカレーはひと目で「スリランカカレー」とわかるほどに見た目が色鮮やかになっています。

ワンプレートにたくさんの具材が盛り付けられており、それをスプーンで自分好みに少量ずつ混ぜて食べるというのは日本人に好まれるスタイルだと思います。

そんなお洒落なスリランカカレーなので、日本国内で展開しているスリランカカレーのお店も、店内がお洒落に構えているお店が多い印象です。

モルディブフィッシュ

出典:File:Maldive fish91.JPG via from wikipediacommons

スリランカ料理ではモルディブフィッシュという乾物が味付けとして使用されています。ゆでて燻したハガツオを乾燥させたもので、いわば日本の鰹節なのです。使用する時はすり鉢で細かく砕いて料理に入れます。スリランカではカレーだけでなく、あらゆる料理にこのモルディブフィッシュを使用しています。

カレーにもモルディブフィッシュを入れているので、スリランカのカレーは日本人の口に合うと言われるようになったわけです。

敬虔な仏教国が多くを占めるスリランカ

宗教的な観点から見ると、スリランカでは国民の約7割が敬虔な仏教徒です。国内には歴史的に貴重な仏教遺跡が多数残っており、その幾つかは世界遺産にもなっています。

仏教国であることから、ヒンズー教やイスラム教のような肉に関するタブーがありません。スリランカではビーフカレーもポークカレーも食べることができます。

まとめ

最近少しずつスリランカカレーが話題になっている気がします。味はもちろんなのですが、どことなくお洒落なのが魅力で、こういったものは日本でも流行りそうに思います。

スリランカは国のかたちから「インド洋の涙」と呼ばれています。ルビーやサファイアなどの宝石と紅茶の産地として有名な国です。そんな美しい情報に、美味しくてお洒落なカレーが加われば、人気がグッと上がるように思います。

最後に

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マレー系の料理もワンプレートで食べることが多いです。こちらは「ルンダン」について。

位置的に最も近いのは南インドですが、カレーの文化は相当異なっています。

スリランカのカレーの主食はお米です。

参考文献

カレーの世界史/井上武久

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